Ableton LiveでPanicを送信する方法

Ableton LiveでPanicを送信する方法

結論から言えば:停止ボタンを2回(3回?)クリック!

ソフトウェア音源全盛の時代ですが、いまだにMIDI接続のハードウェア音源を使っているDTMerの方も多いのではないでしょうか。かくいう僕も今日KORG T1という平成元年発売のシンセサイザーをPCに接続して音を出していたのですが……

DAWでMIDIを再生した状態で別のファイルを開こうとすると、MIDIノートオフが送出されない状態になるせいか、ずっと音がなりっぱなしになるんですね。例えばDominoのようなMIDIシーケンサーならメニュー内のMIDI Panicボタンを押せば止まるんですが、Ableton Liveにはそれが見つからない……

MIDIシーケンサーDominoの「パニック」コマンド

調べてみたところ、「停止ボタンを2回クリックすると止まるよ」という情報が見つかったのでやってみました。

止まらない……

おかしいな?と思ってもう一度クリックしたところ

止まった……

環境や状況によるのかもしれませんが、停止ボタンを3回クリックで鳴りやまないMIDIの発音を止めることができるようです。

Ableton Liveの「一等地」に配置されている停止ボタン

ちなみに、何回か検証(筆者の環境はLive 10.1・Windows 10)したところ、停止ボタンを何度クリックしても止まらないケースもありました……そういう場合は音源の電源自体を落とすしかないですね。いずれにせよ、Ableton Liveとハードウェア音源を使ってDTMをしている人は覚えておくとよいのではないでしょうか。